美作学園は4日、美作大学・同短期大学部(北園町)の構内に整備する新棟の起工式を現地で行った。老朽化で耐震が必要だった2棟の機能を移す。2022年4月の使用開始を予定している。
陸上競技のトラックの内側にある芝生広場に鉄骨4階建て1棟(延べ床面積約5300平方㍍)を建設。講義室や研究室、食物学科や児童学科などが使う演習室、同窓会室などを備える。総工費約17億500万円。
起工式には同学園や施工業者の関係者約30人が出席。藤原修己理事長ら幹部は「耐震化をはじめ、教育面でも必要とされた最新鋭の設備になる。ゼミ活動や交流がさらに充実することを期待している」と話した。
旧校舎の2棟は1969年と74年に完成し築約50年。ともに取り壊すという。
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美作大学・同短期大学部の新校舎の完成予想図
美作学園、構内に整備する新棟の起工式を行う
- 2020年12月5日
- 教育・保育・学校