美咲署などは14日、柵原中学校(美咲町下谷)で、自転車で通学する生徒への交通指導と自転車点検を行った。これから迎える夏休みの事故防止が狙い。
同署交通課の署員は「歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行」「子どもはヘルメットを着用」など、県の自転車安全利用5則が書かれたチラシを配布。県自転車軽自動車商協同組合津山支部の自転車安全整備士は、駐輪場にある自転車56台のブレーキの効き具合やチェーンの緩みなどをチェックして伝え、タイヤに空気を入れてあげるなどした。
3年生の勘納晴輝君(14)は「日ごろの点検を心がけて安全に学校に通いたい。自転車を大切に使う」と話していた。
同署によると、中学生の自転車事故は、5月末時点で管内では1件、県内では37件発生している。
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生徒の自転車のタイヤに空気を入れてあげる自転車安全整備士
美咲署柵原中学校で自転車交通指導