詐欺の被害を未然に防いだとして、津山署と同署管内金融機関防犯協力会は26日、岡山県津山市大谷の津山大谷郵便局と局長の三村恵美さん(40)に感謝状を贈った。
同署と同局によると、8日午前9時ごろ、市内の70代女性が訪れた。窓口で対応した三村さんが、引き出そうとした現金270万円の使い道を尋ねたところ、「ランを輸入する際の関税を支払う」などと返答。高額過ぎることなどから詐欺を疑い、説明した上で同署に通報した。
女性は、SNS上で話を持ちかけられたとみられるという。
贈呈式が林田の同署で開かれた。岡秀明署長から感謝状を受け取った三村さんは「本人から『ありがとう』と言われた時はほっとした。これからもおかしいと感じたら踏みこんで声掛けしていきたい」と話した。岡署長は「郵便局は身近な金融機関であり、最後のとりで。今後も協力をお願いしたい」とたたえた。
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詐欺被害を防ぎ、感謝状が贈られる三村さん
詐欺の被害を未然に防いだ津山大谷郵便局と三村局長に感謝状が贈られる/岡山・津山市
- 2020年5月27日
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