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辻本店の日本酒国内外8賞受賞を真庭市長に報告/岡山・真庭市

行政・公共
真庭市長に喜びを報告する辻代表取締役
         

 岡山県真庭市勝山の「御前酒蔵元辻本店」が製造する日本酒が「広島国税局清酒品評会」の2部門で優等賞に選ばれた。今年は過去最多となる国内外の計8賞を受賞し、7代目蔵元・辻総一郎代表取締役(43)は11月30日、太田昇真庭市長に快挙を遂げたことを報告した。


 同品評会は、酒造技術の進歩と発展を目的に、中国地方5県の清酒を毎年専門家が評価し、優秀な技術を持つと認められた製造者を顕彰している。今回は燗酒(かんざけ)部門で「純米美作」が、純米酒部門で「純米吟醸如意山」が選出された。特に純米美作は同部門の出品55点の中で香味や後味などに優れ、最高得点を獲得。蔵は初となる「総代」として表彰された。

 このほか、「菩提酛貴醸酒」がイギリスの「インターナショナルワインチャレンジ」のSAKE部門銀賞に、県発祥の酒米・雄町を独自の製法で仕込んだ「1859」がフランスとオーストラリアの日本酒コンクールで金賞に輝いた。また、「純米大吟醸馨」、「菩提酛にごり火入れ」も国内外で受賞している。

 同市久世の市役所に訪れた辻代表取締役は「長い間地元の人たちに愛されてきた御前酒が受賞できたのは名誉」と述べた後、「今年から全品に雄町米を使用しており、口当たりや味が濃厚でしっかりしているのができるとみている。より価値を高めて消費者のもとに届けたい」と今後の意気込みを語った。太田市長は「世界中から高い評価され、伸びていくのは市としても喜ばしい。応援している」と功績を褒めたたえた。

 同蔵元は、1804年(文化元)年に創業し、美作勝山藩へ品を献上していた歴史をもつ。現在は杜氏を辻代表取締役の姉・麻衣子さんが務めており、地元の恵みと培ってきた技術や人を大切にしながら新たな挑戦している。

今年受賞した数々の賞


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