食料や使い捨て食器 能登半島地震被災地へ配送 病院が要請受け支援/岡山・津山市

暮らし 支援物資をトラックに運ぶ職員
支援物資をトラックに運ぶ職員
         

 能登半島地震を受け津山慈風会が運営する津山中央病院=岡山県津山市=は9日、被災した石川県七尾市の入院患者や介護施設利用者らの食事提供に役立ててもらおうと、食料などの支援物資を同市の恵寿総合病院に送った。

 民間病院でつくるNPO法人VHOから4日に支援要請を受け、備蓄していたおかゆやパン、飲料水、魚の缶詰など400人分を3日ほどまかなえる食料のほか、使い捨て食器約1000セットを用意した。備蓄倉庫前で、職員約20人が積み込み作業をし、4トントラックのチャーター便で現地に配送した。

 居森英行常務理事は(62)「断水とインフラ障害も続く中の一助になれば。今後も要請があれば迅速に対応していく」と話していた。

送られたおかゆやパンなどの支援物資
送られたおかゆやパンなどの支援物資


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