3月の県内主要観光施設30カ所の利用者調査

行政・公共 津山朝日新聞社
         

 岡山県がまとめた3月の県内主要観光施設30カ所の利用者調査によると、全体では44万4624人でコロナ禍の影響がなかった一昨年同月比28・6%減。単純比較はできないが 2月(前年同月比19・8%減)より悪化し、美作県民局エリアの客足も同13・9%減と前月(0・2%増)を下回った。
 3県民局(備前、備中、美作)管内ごとに月別利用者数を集計し、美作エリアの10施設は計14万2065人。
このうちノースビレッジ(勝央町岡)は一昨年同月比32・5%減の3万3389人、津山まなびの鉄道館(大谷)は同46・8%減の2813人に低迷。一方、津山城(山下)は同121・5%増の3万5531人と桜の開花の早まりもあり大幅増となった。
 一方、後楽園(岡山市)などの備前県民局エリアの10施設は、同42・8%減の11万2884人、備中県民局エリアも同27・2%減の18万9675人といずれも客足が鈍い。
 同時に調査しているホテルや旅館の利用状況では、任意に選んだ50施設のうち回答が得られた37施設の宿泊者数は一昨年同月比41・6%減で、2月(前年同月比45・4%減)とほぼ変わらない落ち込み。
 県観光課では「本格的な観光シーズンを迎えた一方で感染が拡大しており、今後の状況を注視しながら適時に需要を喚起するなど支援策を講じていく」としている。


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