ジャズやチアダンスなど各ジャンルで日本一を決める「JHCダンスコンテスト2022」(ダンス協会主催)に、岡山県津山市と奈義町の中高生でつくるヒップホップダンスチーム「Level up!(レベラ)」が出場する。優勝を目指し、技に磨きをかけている。
メンバーは川崎のK・D・Cスタジオに所属する田村和音さん(津山工業高3年)、福田帆乃果さん(津山東中2年)、花房心那さん(奈義中2年)、近藤璃音さん(勝北中2年)。スタジオ内のオーディションで選抜された精鋭たちで、そのうち3人は昨年の「全国ダンスパフォーマンスコンテスト」に出場した経験がある。
2022年9月に開かれた西日本予選で、4人はそろいのユニフォーム、ダメージ加工を施したジーンズに身を包み、力強さと柔軟性を兼ね備えたワイルドなパフォーマンスを披露。ヒップホップの「中高生一般部門」で出場権を勝ち取った。
ダンスは技術面のほか、正確性やオリジナリティーなども審査対象となる。それぞれの個性や得意とする技を生かしながら、動きをそろえることを重点に練習を重ねている。
コンテストは2022年12月25日、神奈川県の横浜ランドマークホールで開催し、計16チームが実力を競う。リーダーの田村さんは「私は今年度で卒業となる。昨年バニラで優勝できなかった思いを果たし、良い結果を残したい。悔しい気持ちをバネにして挑む」と意気込みを語った。
JHCダンスコンテスト2022」 ヒップホップダンスチーム「Level up!(レベラ)」が出場