「いっぷく亭」今年の営業スタート 田舎料理求め 行楽客らでにぎわい/岡山・鏡野町

経済・産業 いろり席で地元の山菜料理などを味わう客=岡山県鏡野町で
いろり席で地元の山菜料理などを味わう客=岡山県鏡野町で
         

 岡山県鏡野町上斎原地域でとれた山菜や川魚などを使った田舎料理が楽しめる食堂「いっぷく亭」が19日、今年の営業をスタートさせ、行楽客や家族連れらでにぎわっている。

 メニューはご飯とだんご汁、ウドナ、フキノトウといった旬の山菜の天ぷらや煮物がつく「いっぷく定食」(1300円)、ヤマメの塩焼き(650円)などで、土日は100円追加で山菜の炊き込みご飯に変更できる。とち餅やクマザサ茶なども販売している。

 初日は、駆け付けた常連客らがいろりを囲んだり、窓から見える田園風景を眺めたりしながらゆったりと食事を楽しんでいる。毎年妻と訪れているという倉敷市の杉森伸治さん(72)は「ここでしか味わえない昔懐かしい味。焼きたてのヤマメも堪能できてよかった」と話した。

 豪雪地帯の赤和瀬地区の施設「うたたねの里」内にあり、毎年12月に冬季休業に入る。営業時間は午前10時~午後4時半。問い合わせは、いっぷく亭(TEL:0868-44-2488)。

地元の山菜を使ったいっぷく定食
地元の山菜を使ったいっぷく定食


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