岡山県津山市にある美作大学の学生サークル団体「美作大学調理師会」による月一ランチが17日、同大学の学生食堂で開かれ、「つやま和牛」を使用したローストビーフ丼を提供し、津山の特産品をPRした。目標の150食を完売した。
月一ランチは地域の食材の魅力を発信しようと4月から実施し、今回で4回目。過去3回はソシオ一番街の「みまっぱぷらざ」で開き、今回は食数を増やして同大で開いた。
「つやま和牛のローストビーフ丼」をはじめ、「夏野菜スープ」「夏の三点盛り(ナスの辛子漬けなど)」を提供。調理師会の学生6人と顧問の食物学科人見哲子准教授がスタッフとして参加した。
市民ら約150人が訪れ、にぎやかな雰囲気の中、テーブルに並んだ料理を味わった。「つやま和牛のおいしさを知ることができた」「1500円でこのクオリティーの料理を食べられると思っていなかった。とてもおいしかった」といった声が聞かれ、好評だった。
サークル代表の牧原直太朗さん(食物学科3年、津山東高食物調理科出身)は「地域を活性化する月一ランチで、しっかりとつやま和牛のPRができたと思う。今後も地域の食材の魅力を発信できるよう頑張りたい」と話した。