柵原鉱山資料館にある「まんぞうの部屋」の開設1周年を記念した展示会が10、11日、岡山県・美咲町吉ヶ原の同所で開かれた。柵原地区出身のマルチタレント・さいたまんぞうさん(本名・牛房公夫さん)の貴重な所蔵品が地域住民や多くのファンの注目を集めた。
常設展示品に加え、バンド演奏用の楽譜などを新たに増やして全140点を展示。さいたさんが芸能界を目指すきっかけとなった憧れの存在、西郷輝彦さんの「星のフラメンコ」をはじめ、自身が歌う「東京カントリーナイト」などの貴重な楽譜が並んだ。交流のあった放送作家・故永六輔さんから送られたはがきなどもあり、訪れた人は興味深そうに眺めていた。
来館者には本人直筆のサイン入りポストカード、カセットテープがプレゼントされた。
小学校時代の担任で同企画を主催した實平千代子さん(85)は「県内外から多くの人たちが訪れ、大変うれしく思っている。コロナ禍が収束したら、ぜひ本人を呼びたい」。高校時代の恩師・實平恒昭さん(81)は「県北を代表するタレントとして応援していきたい」と話していた。
同展が終了した後も続けて楽譜などを展示している。
問い合わせは、實平千代子さん(☎640505)。
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開設1周年を迎えたまんぞうの部屋
「まんぞうの部屋」の開設1周年記念展示会
- 2022年4月13日
- イベント