東京五輪・パラリンピックに合わせ、各地のドイツホストタウンが協力して製作した「ドイツ応援かわり屏風(びょうぶ)」が岡山県真庭市久世の市役所で展示されている。力強いメッセージと大きな桜の図柄があしらわれた華やかな作品が訪れた人たちの目を楽しませている。28日まで。
政府が企画したホストタウン応援事業の一環で、同市を含め、東京都青梅市など10自治体が参加した。
日本古来のからくりおもちゃモチーフにしており、30枚の板をつなぎ合わせて一枚の絵を完成させている。板を裏返すとドイツの州旗などが現れる仕掛けが施されている。桜の花びらは和紙でできており、各自治体の市民らがスタンプで一枚一枚に県章や市章を付けた。
屏風の扉には体操で銀メダルを獲得したルーカス・ダウザー選手をはじめ、徳島、新潟県で事前合宿を行なった体操、ハンドボールのドイツ人選手のサインが寄せられている。
各地で巡回展示を行っており、真庭市の後には東京都のドイツ大使館、兵庫県豊岡市で展示する。
P
市役所で展示しているドイツ応援かわり屏風
「ドイツ応援かわり屏風」ホストタウンが政策