第13回「パッチワークハウスブロッサム作品展」が3日、岡山県津山市新魚町のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで始まった。色鮮やかで個性豊かなパッチワーク・キルトが来場者の目を楽しませている。5日まで。
2年に1回開催しており、昨年はコロナ禍の影響で延期となった。講師の山本輝子さん(68)=大田=と40〜90代の生徒54人の約200点を展示した。
今回のテーマは、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」。主人公のアリス、白ウサギ、チェシャ猫などの登場人物や物語のワンシーンを再現したタペストリーのほか、ランチョンマットやバッグ、人形、小物がずらり。
このほか、着物や帯の古布、藍染めの絣(かすり)などを使った作品、刺繍(ししゅう)やアップリケを施した力作もあり、訪れた人たちは足を止めてじっくり眺めていた。
山本さんは「生徒それぞれが想像力を働かせて、すてきな作品に仕上げた。ぜひ見に来てほしい」と話している。
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色彩豊かなパッチワークが並ぶ会場
「パッチワークハウスブロッサム作品展」