美声に癒され 市民合唱団がXmasコンサート 「体に染み渡り、元気もらえた」/岡山・津山市

芸術 與那嶺さんの演奏に合わせて沖縄のポップソングを歌うメンバーたち=岡山県津山市川崎の津山東公民館で
與那嶺さんの演奏に合わせて沖縄のポップソングを歌うメンバーたち=岡山県津山市で
         

 岡山県津山市の「津山市民合唱団はるか」のクリスマスコンサートが24日、津山東公民館で開かれ、約80人の市民らが美しいハーモニーに耳を傾けた。

 地域の人たちに楽しんでもらおうと、クリスマスに合わせて開かれている恒例のイベント。メンバーの男女10人が出演し、「きよしこの夜」「ジングルベル」といったこの時期ならではの曲や、讃美歌「荒野の果てに」「天なる神には」などを伸びやかな声で歌い上げた。

 後半はバンド演奏に合わせて、軽快なポップソングを披露した後、8月に津山市で開催した「NHKのど自慢」で合格した與那嶺愛梨さん(30)=同市大谷=が登場。故郷・沖縄県の伝統楽器「三線(さんしん)」を手に、郷愁を誘う情緒豊かな歌声を響かせ、会場はしっとりとした雰囲気に包まれた。また、全員でロックバンド・THE BOOMの楽曲「島唄」を合唱し、観客から大きな拍手が送られた。

 客席で聴き入っていた戸脇の小川久美江さん(57)は「一年の苦労や疲れが癒されるほどのすてきな歌声。体に染み渡り、元気をもらった」と話していた。


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