津山市は20日、第2子以降の児童(1〜3歳)に現金10万円の支給や、中学校卒業までとしている子どもの医療費自己負担無償化の対象の上限を来年1月から高校生までに拡大する方針を発表した。2023年度一般会計当初予算案に関連経費を盛り込み、子育て支援施策を一層充実させる。
多子世帯への応援として、第2子以降を対象に市独自の給付金を支給。対象は23年度に1、2歳を迎える第2子と、1、2、3歳になる第3子以降の児童で、誕生日を迎えるごとに毎年10万円を給付する。経済的な負担を軽減し、安心して出産、子育てができるよう支援する。事業費は1億1028万円。県内初の取り組みという。
さらに現在、通院・入院ともに中学校卒業までとしている子ども医療費無償化の範囲を、高校生までに引き上げるよう準備を進める。事業費は4億3828万円。
「医療費自己負担無償化」の対象の上限を2024年1月から高校生までに拡大!/ 岡山県津山市
- 2023年2月21日
- 行政・公共