津山ジュニアブラス結成20周年記念・第19回定期演奏会が17日、岡山県津山市のリージョンセンターで開かれ、躍動感あふれる演奏が保護者ら約200人の観客を魅了した。
津山、真庭市、鏡野町の小1~6年生の10人が日ごろの練習の成果を披露。第2部からOB・OGと指導者25人と共演した。
元気いっぱいの「夢をかなえてドラえもん」で幕開け。あいみょんのヒット曲「マリーゴールド」や「宝島」といった定番まで幅広い楽曲を熱演した。指導者とOB・OGとの共演では「リパブリック賛歌」などの子どもたちの健やかな成長を感じさせる表情豊かな演奏に、来場者は惜しみない拍手を送っていた。
大林史明代表(73)=鏡野町上森原=は「OBにはプロもおり、社会のさまざまなシーンで活躍している。津山の多様な世代で吹奏楽の輪が広がり、独自の豊かな音楽文化を育んできた。今後もこうした輪を広げていきたい」と話していた。
津山ジュニアブラスは、メンバーを募っている。津山市の放課後子ども教室で、1年生から入団可能。楽器・ユニフォームは貸し出す。問い合わせは、フェイスブックから。