川柳の句が刻まれた石碑が立ち並ぶ 新たな句碑除幕式 2基増設/岡山・久米南町 

芸術 建立された句碑の前で記念撮影する八木さんら=岡山県久米南町で
建立された句碑の前で記念撮影する八木さんら=岡山県久米南町で
         

 川柳の句が刻まれた石碑が立ち並ぶ岡山県久米郡久米南町西山寺の川柳公園で7日、新たな句碑が建立され、除幕式が開かれた。今年は詠み人2人の句が彫られた2基を増設。これにより園内に建てられた碑は計326基となった。

 地元の団体・弓削川柳社が文芸振興の一環として1977(昭和52)年に同園を整備して以降、毎年作品と建立者を募っている。47年間で地域の柳人だけでなく、全国から著名人や愛好家ら計347人が個人または、グループで参加した。

 この日の式には会員や町教委関係者ら40人が出席。元津山市文化連盟会長で弊社文芸欄(川柳)の選者・八木芙卯さんが詠んだ「わたくしの乾きに届くひと雫」、会員の杉山武明さんの「稲を刈る初陣の孫従えて」がお披露目された。

 八木さんは「川柳を通して久米南町とのきずなが深まったように感じている。つらい時、家族や柳友ら多くの人の優しさ、『ひと雫』が支えとなって今の私がある。これからもよろしくお願いします」。杉山さんは「川柳を作ることで生活にうるおいができた。川柳会のみなさんと知り合えてよかったと思っている。これからも頑張っていきたい」と語った。

 弓削川柳社は、戦後の混乱の中、「川柳によって新しい町づくりを」と初代会長の丸山弓削平氏らが49(昭和24)年に設立。旧弓削町、54(昭和29)年の1町3村合併以降は久米南町も協力して普及活動にあたり、現在同町は「川柳の町」として知られる。2014(平成26)年には「最大の川柳レッスン」でギネス世界記録を達成した。

自身が詠んだ川柳の句碑をお披露目する杉山さんら
自身が詠んだ川柳の句碑をお披露目する杉山さんら


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