舞踊集団「宮坂流」の民謡名人祭公演が9月27日、岡山県津山市山下の津山文化センターで開かれる。本番まで2カ月を切り、稽古は大詰め。会員たちは気迫あふれる表情で習練に励んでいる。
今回は、宗家・宮坂身志さん(76)=林田=が「民謡」をテーマに約2年をかけて構想した舞台。高橋キヨ子さん、成世昌平さんの東西民謡名人をはじめ、安来節の唄名人・出雲正之助さん、出雲俊之助さん、歌手の坂田偉八さんらをゲストに迎え、本部・支部会員ら約100人が生演奏、生歌に合わせて舞台を彩る。
演目は、昨年、日本郷土民謡協会主催の全国大会で2年連続最高賞となる内閣総理大臣賞を受賞した「因幡大黒舞」をはじめ、津山民謡「忠義桜」など計75曲。「忠義桜」は振付師から直接指導を受けた藤間宏美さんに高校時代から師事した二代目家元・宮坂一樹さんが披露する。この他、銭太鼓や傘踊りなど多彩な演目が繰り広げられる。
2日に鏡野町羽出の羽出公民館で開かれた稽古会には、市内の他、倉敷市、広島県、兵庫県の支部から選抜された「まなび組」の女性約20人が参加。平均年齢約75歳のメンバーが、第3部1曲目の「繁盛ブギ」の振り付けを確認しながら、青と銀のポンポンを手に、手足や首の動きまで息を合わせて練習を重ねた。宗家の厳しい激励が飛ぶ中、一糸乱れぬ演技を目指して汗を流していた。
公演は午前11時30分開場、正午開演。チケットは全席指定7,000円(税込み)。宮坂宗家は「素晴らしい民謡の世界を一人でも多くの方にご覧いただきたい」と来場を呼びかけている。
問い合わせは、舞踊集団宮坂流事務所(☎22-2611)。