総勢約500人が歌声や演奏、舞踊でつなぐ市民の音楽祭―。岡山県津山市で、長年親しまれてきた恒例のステージが幕を開けた。華やかな衣装に身を包んだ出演者たちが、日ごろ磨いた成果を披露している。
「2026津山市民総合音楽祭」(津山文化振興財団主催)が6日、山下の津山文化センターで始まり、来場者を楽しませている。20日までの計3日間の日程で、合唱や演奏、舞踊の市民団体計38団体、総勢約500人が日ごろの練習の成果を披露する。
初日は「合唱室内楽コンサートⅠ」と題し、コーラスグループや楽団計18団体、約280人が出演。美しいハーモニーや息の合った演奏を会場に響かせた。
このうち津山市民コール「アンダンテ」は喜歌劇「メリー・ウィドウ」を発表。一人の未亡人をめぐる恋愛模様を描いた喜歌劇を、振りを交えながら軽やかに歌い上げ、会場を盛り上げた。
同団の指揮者を務める保田薫さん(69)=野村=は「出演者も観客も一緒に楽しめる貴重な機会。舞台を見て歌や演奏に挑戦してみようと思う人が増えるとうれしい。多くの人が集まり、互いに音楽について語り合うなど、交流を深める時間になれば」と話していた。
13日には「合唱室内楽コンサートⅡ」、20日には「日本音楽コンサート」を開催する。
津山市民総合音楽祭は、1971年に始まった「市民音楽祭」と78年に始まった「日本音楽祭」を合わせ、88年に現在の形で初めて開催。各団体が発表を通じて研さんや交流を深めることなどを目的に、恒例で行われている。
