津山衆楽ライオンズクラブと作陽保育園の年長組(21人)は13日、衆楽農園=岡山県鏡野町寺元=で、恒例の芋堀りを行い、秋晴れの中、交流を深めながら収穫を楽しんだ。
今年5月に畑に植えた400本のサツマイモの苗は大きく成長。園児たちは同クラブのメンバー10人に手伝ってもらいながら、スコップで苗のそばの土をかき出していった。土の中から大きな実が見えたところでつるを持ち、「よいしょ」などとかけ声をかけて引っ張った。
今年は日照り続きで土は乾燥して硬くなっており、作業は思ったよりも大変。「なかなか掘れない」と苦労しながらも力を合わせて励み、太さ10センチほどの丸々とした実が取れると、「やったあ」と歓声が上がった。この日は約300キロを収穫。その後、油で揚げたサツマイモのおやつが振る舞われた。
髙田結翔君(5)は「イモを引っ張り上げるのは大変だったけど、みんなと一緒に頑張った。大きいのが取れた時はうれしかった」と笑顔で話していた。