ぎょうざの皮や鍋用スープを製造しているモランボンプロダクツ津山工場=岡山県津山市=を見学する、津山市生涯学習講座「大人の社会見学第1弾」が23日に開かれ、市民30人が「手軽においしい」の秘密を探った。
過去最高となる119人の申し込みがあり、抽選を行った。
同工場は2018年竣工の西日本の生産拠点施設。職員の案内で中華皮類、レトルト食品製造ラインをガラス越しに、ほぼ全自動で商品が梱包されるまでを見て回った。衛生管理などについて説明があり、参加者は熱心に耳を傾けていた。
また、手洗いや、手の汚れを測定する手指ふき取り検査を体験、最後にスンドゥブチゲスープと「焼肉の生だれジャン」の焼き肉の試食があった。「モランボンの商品はよく使っているので、楽しみにしていた」という下横野の主婦・内尾由里子さん(59)は「最新設備を導入していて、衛生面を徹底していることが良く分かった」と話していた。
「大人の社会見学」は2021年からスタート。今年度は3回の開催を予定している。