岡山県津山市加茂町公郷の滑川で、独特な香りとさわやかな辛さが特長の「クレソン」が群生し、住民らの話題になっている。
アブラナ科の多年草で、ヨーロッパが原産の植物。日本には明治時代に持ち込まれたとされる。肉料理などに添えられる香草で、ほのかな香りと苦みがあり、和え物やサラダなどにも使われる。
きれいな水が流れる川などで育つ。この川の周辺では下水道が整備され、初夏にはホタルも飛び交うという。クレソンの濃い緑色が水辺を彩り、住民は「年々増えていて、澄んだ水がいいのだろう。料理に使ってみようかな」と話していた。