「まちじゅう博物館」へ 取り組み進める共同体設立 「観光資源を線から面に」/岡山・津山市

行政・公共 津山朝日新聞社
         

 岡山県津山市で「津山まちじゅう博物館構想」の取り組みを進める組織「津山まちじゅう博物館コンソーシアム(共同体)」の設立総会が26日、同市役所で開かれ、事業実施に向けた体制などを決めた。

 

 市が昨年度末策定した構想の実現を目指し、構成メンバーは商工観光団体や関連企業などの代表者ら9人。

 

 桒村功士副市長が「まち全体を『屋根のない博物館』ととらえ、住民や観光客らが回遊できるエリアマネジメントの推進体制を整え、今後の事業展開に協力願いたい」とあいさつ。

 

 議事では、今村弘樹市観光文化部長を会長に選任し、下部組織として同じメンバーの「企画検討会議」を設置した。今後、6月をめどに同検討会議の初会合を開き、構想の具体化に向けた企画立案、取り組みについて協議する。

 

 今村会長は「市内の観光資源を線から面につないで魅力アップにより回遊性を高め、滞在型観光の誘客増につなげたい」と話した。


>津山・岡山県北の今を読むなら

津山・岡山県北の今を読むなら

岡山県北(津山市、真庭市、美作市、鏡野町、勝央町、奈義町、久米南町、美咲町、新庄村、西粟倉村)を中心に日刊発行している夕刊紙です。 津山朝日新聞は、感動あふれる紙面を作り、人々が幸せな笑顔と希望に満ちた生活を過ごせるように東奔西走し、地域の活性化へ微力を尽くしております。

CTR IMG