12月14日に迫る「第39回津山第九演奏会」(津山文化振興財団主催)に向け、公募合唱団の練習指導が11月26日夜、岡山県津山市山下の津山文化センターで行われた。関西フィルハーモニー管弦楽団総監督で首席指揮者の藤岡幸夫さん(箕作阮甫6代末裔)が姿を現すと、会場に緊張感と期待が走り、「歓喜の歌」へ向かう熱気に包まれた。
合唱団は市内外の13~89歳の72人で構成され、9月の結団以来、週1回のペースで発声や音程、ドイツ語歌詞の表現を磨いてきた。
この日、藤岡さんはステージで「スフォルツァンドを意識して」「満面の笑みで明るく」「同じ呼吸で」「たくさん愛を込めて」などと情熱的に声を掛け、フレーズごとの強弱や抑揚、音色の違いを丁寧に確かめた。津山に帰郷した翌年の2000年に初めて鑑賞して、見るより歌いたいとの思いで参加し続けているという西田辺の矢野和子さん(89)は「今年もみんなと一緒に歌えてうれしいです」と声を弾ませた。
27日夜には同文化センターで津山交響楽団への藤岡さんによる指導も行われ、準備は最終段階へ。
本番は12月14日午後1時開場、午後2時開演。会場は同文化センター。プログラムは「エグモント」序曲作品84、交響曲第9番ニ短調作品125「合唱付き」。ソプラノは安川みく氏、アルトは久光美早紀氏、テノール・谷口耕平氏、バスは平欣史氏が務める。入場料は一般3000円、大学生以下1000円、友の会会員2500円。全席自由。
プレイガイドは津山文化センター、チケットぴあ、ローソンチケット。
問い合わせは、同振興財団(TEL:0868-24-0201)。
