「県立高校教育体制整備実施計画」真庭高について

行政・公共
         

 岡山県教委が「県立高校教育体制整備実施計画」(2019〜28年度)に基づき、真庭高について久世校地を廃止し、落合校地への集約を軸に検討していることが分かった。学校が2カ所に分かれている「複数校地」は1カ所にまとめる方針で、すでに示されている新見、井原を含めた対象3高の方向性が出そろった。
 県教委によると、落合校地は久世校地より生徒数が多く、周辺施設で実習が必要な看護科があることなどを考慮。現段階では、22年度から久世校地の生徒募集を停止し、24年度から落合校地のみを使う想定という。学科の再編、久世校地の活用策などについては、地元関係者らと協議を進める。
 県内の複数校地のうち、残る勝山高については勝山、蒜山両校地間の距離が遠いことなどから当面、現状を維持する方針。
 県教委高校教育課では「地域のニーズを踏まえた学科再編などを念頭に、地元との協議を進めていく。小規模校では教育活動や学校運営に支障が出ており、適切な規模になるよう整備していく」としている。


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