書道家の梅川彬象さん(42)=美咲町=が津山市と同町で主宰する書道教室「彬象書道院」による作品展「笑う門には筆来る展―笑顔のあるところに書が集まる―」が津山市田町の城西浪漫館で開かれ、個性豊かな多彩な書に愛好者らが見入っている。28日まで。
生徒たちの日ごろの成果を披露する場を設けようと初めて企画。小学生から60代の教室生96人が軸装や額装した近作約200点を出展した。
中学生による漢詩や高校生が好きな曲の歌詞や有名人の格言を書いた近代詩文書、のびのびとした筆遣いの習字や硬筆などがずらり。大人がしたためた季節の手紙、梅川さんの躍動感あふれる掛け軸も目を引く。会期中は先着200人限定でオリジナルのカレンダーを作るワークショップも開いている。
梅川さんは「教室では子どもから大人まで和気あいあいと取り組んでいる。個性あふれる作品を一点一点楽しんでもらいたい」と話している。
