「親子エコフェスタ2023」(NPO法人エコネットワーク津山など主催)が1日、岡山県津山市新魚町のアルネ津山をはじめ、商店街を中心とした各所で始まった。環境保全の大切さについて理解を呼びかけるパネルや作品の展示、催し物が市民らの関心を集めている。30日まで。
市立図書館前エントランスでは「地球にやさしい生活」をテーマに同県美作地域16小学校の4年生が考えた標語やイラストを添えた「環境絵馬」や、エコネットワーク津山のメンバーらが制作したリサイクル小物などを展示。ソシオ一番街の通りには、トイレットペーパーの芯といった不用品で市内の保育園、幼稚園9園の園児たちが作ったかわいらしい工作が飾られている。このほか店や施設、駅を巡るクイズラリーも実施している。
小学生たちの力作を眺めていた北山寛親さん(72)は「水質汚染や温暖化、森林破壊などの問題を若い人たちが真剣に考えていることに感心した。将来は良い方向に向かうと期待している」と話した。
同イベントは環境月間(6月)に合わせて毎年実施。17日は初めて美作大学公式キャラクター・ミマダインのヒーローショーをアルネ津山の3階特設会場で開催される