岡山県勝田郡勝央町ゆかりの武将・坂田金時(金太郎)にちなんだお化け屋敷や展示イベント「金太郎館」(ノースビレッジ金太郎館実行委主催)が同町岡のノースビレッジで開かれ、夏休み中の家族連れらの人気を集めている。18日まで。
同町は、昔話「金太郎」のモデルといわれる坂田金時の終えんの地とされる。園内展示ホール2階を会場に、坂田金時も登場する江戸期の鬼退治絵巻(30メートル)を中心に、古典書籍や浮世絵、玩具、人形など約300点を展示。錯覚を利用したからくりもあり、金太郎一色の会場で、楽しみながら歴史などを学ぶことができる。
鬼退治伝説をモチーフにしたミニお化け屋敷「鬼のすみか」も設置され、子どもたちが悲鳴を上げながらきも試しを満喫している。
住宅正人さん(桃太郎のからくり博物館長)は「岡山県といえば桃太郎と思われがちだが、金太郎にもゆかりがあることを多くの人に知ってもらいたい。お化け屋敷は納涼スポットなので、鬼の攻撃をかわしながら家族で楽しんでほしい」とPRしている。
午前10時~午後4時半。大人500円、小中高生400円、幼児(5歳以上)100円。
問い合わせは、ノースビレッジ(TEL:0868-38-1234)。