岡山県鏡野町上斎原の妖精の森ガラス美術館で「Refrain〜加倉井秀昭ガラス造形展〜」が開かれ、美しい模様や装飾を施した吹きガラスが来場者を魅了している。7月3日まで。
長野県で工房を運営しているガラス作家・加倉井秀昭さん(53)の近作23点を出展。着色したガラス棒を組み合わせてつくる技法「ケーンワーク」をベースに、優しい色合いで波打つような曲線を描いた器やグラス、気泡を模様に見立てた花器など個性豊かな作が並ぶ。今年同館で制作したばかりのウランガラスもお目見えしている。
同館の三浦和学芸員は「中間色を使った美しい配色で、見ていて心地が良い。一点一点じっくりと鑑賞してほしい」とPRしている。
入館料は大学生以上500円、高校生400円、小中学生300円、小学生未満無料。午前9時半〜午後5時。火曜休館。
問い合わせは、同館(℡ 0868-44-7888)。