和菓子原料の製造販売などを手掛ける半鐘屋(岡山県津山市、岡田裕治社長)は、日本の魅力を世界に発信するプロジェクト「BEAMS JAPAN」と県がコラボした商品開発事業に参加し、新ブランド「世界を米粉が歩いたら」を立ち上げた。
ブランドテーマは「世界中のパンケーキを米粉で表現したらどんな感じになる?」。愛らしいパッケージデザインを採用し、県産米粉を使用したミックス粉をシリーズ展開していく。
昨年から販売している「米粉を使ったスウェーデン風もちもちパンケーキミックス」(150グラム入り、税込み380円)に加え、黄ニラ大使の植田輝義さんが育てたうるち米の「米粉を使った韓国チヂミ風ミックス」(同)と、米粉の甘さときびのほろ苦さが楽しめる「桃太郎パンケーキ」(120グラム入り、税込み380円)が新たに仲間入りした。
パンケーキに合うジャムやたれなどの関連商品を含めて23日から県内の各店に並ぶほか、県の魅力を発信するイベント「BEAMS EYE on OKAYAMA」(東京都・ビームスジャパン新宿)でも1月23日まで出品している。
同社は「県産米粉から引き立つ風味と香りは自社独自の製粉方法によるもの。家庭で手軽に”世界を旅する気分”を味わってほしい」と話している。
問い合わせは、半鐘屋(TEL:0868-22-5128)。