【住民監査請求】公有財産購入費と補償費計9718万円が不当だとし措置を求めている / 岡山県津山市

行政・公共 津山市役所
         

 津山市が城西地区に計画する観光駐車場をめぐり、市民オンブズマンつやま(杉山義和代表)は27日、予算を執行しないことや適地の再選定を求める住民監査請求を行い、受け付けられた。
 請求は、3月定例市議会最終日(22日)に可決された一般会計当初予算の公有財産購入費と補償費計9718万円が不当だとして措置を求めている。理由に▽他の候補地の方が単価が低く、補償費やアクセスも含めて判断が不当▽議会での議員説明のあり方と不十分な審議▽住民が立ち退きに承諾していない―などを挙げ、市の用地の選定は見直されるべきと指摘している。この日、杉山代表が市役所の監査事務局を訪れ、提出した。
 観光駐車場をめぐっては、3月定例会最終日に一部議員から予算の減額を求める修正案が出されたが、賛成10、反対16で否決されている。


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