東日本大震災から14年を迎えたきょう(11日)、ふくしまっ子津山でのびのび元気回復夏休み親子保養プロジェクト実行委員会は、岡山県津山市山下の中国銀行津山支店前で「キャンドルナイトin津山」を行い、復興を願い犠牲者を追悼した。
市内外から約15人が参加し、鎮魂の祈りを込めた火を灯(とも)したろうそくを手に歩道に並んだ。田口雄司事務局長(67)=新田=は「まだ古里を失い心の傷が癒えていない人が多数いる。あの日を忘れず、復興が達成するまで訴え続けなければならない」と話した。
同実行委は、放射線の影響のあった福島県を中心とした地域の親子の保養事業を県内で実施。震災翌年の2012年から、街頭でのキャンドルナイトを始め13回目の開催となる。
