おやど文の家=岡山県津山市=は、3月3日に始めたランチの「お弁当で皆んなを元気にするぞ!!弁当」(500円)と、「夜弁」(おかずのみ700円、ご飯付き800円)を週に2、3日販売している。
タケノコやワラビといった旬の食材をふんだんに取り入れ、カレー風味の白身魚と鳥肉のフライ、大きなポークメンチカツ、ハンバーグなどを詰め込み、ボリューム満点。手作りにこだわり、食材は地元産を中心に使っている。
若女将の吉間早苗さんは「食べてくれる人の気持ちが少しでも華やぐよう彩りに気を付け、真心を込めています。皆さんに元気を出してもらえれば」と腕を振るう。
同旅館はスポーツ施設から近いことから、合宿や大会で訪れる学校・クラブチームなどの利用が多い。新型コロナの感染拡大で3月の団体宿泊はほぼキャンセルとなり、厳しい状況が続く。
「できることは減ってしまったが、皆さんからいただいている温かい気持ちへの〝感謝〟を一つ一つの弁当に込めたい」
問い合わせは、文の家(℡0868-23-8228)。
p
ボリューム満点の「お弁当で皆んなを元気にするぞ!!弁当」