歯科衛生士2人を講師に招いた介護予防講座が14日、岡山県津山市加茂町小中原の百々温泉めぐみ荘で開かれた。「歯とお口の健康について~元気で楽しく過ごすには~」をテーマに高齢者30人が口の体操などに挑戦しながらオーラルフレイル(口の機能低下)の予防方法を学んだ。
セルフチェック票を使ってオーラルフレイルを確認。かたいものが食べにくくなったり、お茶や汁物でむせるこがあったりすると、危険性が高まっていることを解説。予防のため、口と舌の筋肉を鍛える「パタカラ体操」と「あいうべ体操」に、大きな声で発声しながら取り組んだ。
加茂町公郷の森岡美枝子さん(80)は「この講座は毎回楽しみにしている。今日教わった体操を家でもしてみたいですね」と話していた。
めぐみ荘では年間3回程度の介護予防講座を開いており、今回は2回目。次回は3月ごろを予定している。
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