津山市は20日、新たに創設した「津山ふるさと大使」の第1号に、津山市出身のお笑いコンビ・ウエストランドの井口浩之さん(40)と河本太さん(39)を委嘱すると発表した。
市にゆかりがあり、さまざまな分野で活躍する著名人に「ふるさと津山」を発信してもらい、地域の魅力とともに、市の認知度向上やブランド力向上につなげる狙いで創設。任期2年で報酬はない。委嘱式は25日、岡山市のホテルグランヴィア岡山で開かれる。
井口さんと河本さんはともに津山西中、津山商業高校卒。2008年にコンビ結成、12年に日本一のコント師を決める「キングオブコント」準決勝進出。22年日本一の若手漫才師を決める「M―1グランプリ」優勝。
所属事務所はタイタン。今年3月からウエストランドの地元津山市毒舌PRプロジェクトとして毎月動画などを配信している。
谷口圭三市長は定例会見で「昨年末から、全国の芸能やスポーツの分野で、本市の出身者やゆかりのある方々の活躍が伝えられ、またこれに呼応するように、本市の食文化や伝統芸能がテレビや雑誌などのメディアに多数取り上げられる状況が続いている。この流れをもっと先へつなげるとともに、大きなものにしたい」と述べた。