お茶の心得 「伝統文化親子教室事業」 茶道教室開催/岡山・津山市

行政・公共 茶道の手ほどきを受ける児童=岡山県津山市、勝北公民館で
茶道の手ほどきを受ける児童=岡山県津山市、勝北公民館で
         

 文化庁の本年度「伝統文化親子教室事業」の岡山県津山市内の子どもたちを対象にした茶道教室が24日から、市内2会場で始まった。

 小・中学生茶道教室は新野東の勝北公民館で、24日から毎週土曜日。津山伝統文化茶道教室は大谷の中央公民館で、25日から毎週日曜日に開催。それぞれ年間約30回の教室と3回の茶会・発表会を予定している。

 いずれも表千家流教授の濃野榮子さん(安井)が講師。初日は計7人が参加。扇子の持ち方から懐紙の使い方、歩き方など初歩の心得の手ほどきを受け、菓子と抹茶を味わった。

 勝北教室に兄妹で参加していたお兄ちゃんの高野小6年・広瀬龍亜君は「お母さんが着物を着てお茶を飲んでいたのを見て、興味がわいた。お茶は苦いし、疲れたけど、日本の古い文化はすごいと思った」と話していた。

 両教室共に受講生を募っている。対象は小学生~高校生で、月謝無料。費用は1回200円(菓子・抹茶代)。定員はそれぞれ10人程度。

 申し込み、問い合せは、濃野さん(TEL:0868-29-2410)。

茶道に初めて挑戦する子どもたち
茶道に初めて挑戦する子どもたち


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