岡山県津山市宮尾の道の駅・久米の里でこのほど、「仙人まつり」が開かれ、市内外から訪れた人たちが、地元町内会や各種団体が提供する屋台グルメをはじめ、買い物や催しを満喫した。
久米の里を運営するアグリ久米が主催する一大イベントで、コロナ禍を経て4年ぶりに再開。式典で田村正敏代表取締役は「新型コロナウイルスの影響を受けた3年間、みなさまのおかげで営業を続けられたことに感謝したい。今日はたくさんの人に喜んでもらえるようにスタッフ一同が励む」とあいさつした。
シンボルになっている高さ7メートルのモビルスーツの搭乗は1日120組限定で、開始前から親子連れが列をなすほどの人気ぶり。受け付けを済ませた子どもたちは、操縦席に座って、保護者たちが持つカメラに笑顔を向けていた。
搭乗できる日を心待ちにしていたという岡山市北区の小学2年・平田湊祐君(7)は「パイロットになった気分。とってもうれしかった」とにっこり。姉の咲那さん(8)は「ちゃんとレバーも付いている。中の部分が知ることができておもしろかった」と話していた。
このほか、演歌歌手・秋山涼子さんの歌謡ショー、餅・お菓子投げ、約300点の景品が用意されたビンゴ大会などがあり、大盛況だった。