岡山県真庭市蒜山地域の冬の大型イベント第14回「ひるぜん雪恋まつり」(31日、2月1日開催)に向け、目玉となる「巨大かまくら」の製作が27日、同市蒜山上福田のグリーナブルヒルゼンで始まった。初日は雪が降る中、地元有志らが土台作りに励んだ。今後は、岡山学芸館高校の野球部、サッカー部員も参加する予定で作業は30日まで続く。
かまくらは、古い歴史と伝統を持つ秋田県横手市の職人直伝で、高さ約3メートル、直径約3.5メートル。今年は寒波によって降り積もった豊富な雪を活用して計3基を製作する。この日は主催の実行委メンバーと、観光業や酪農業関係者、ライオンズクラブ会員らボランティア計20人が参加。はじめに支柱とアクリル板を固定して型を作成した後、ホイールローダーが運んで積み上げていく雪をスコップや足で踏み固めて成形していった。1基につき約10トンの雪を使用するという。
ホテル休暇村蒜山高原に勤務するスリランカ出身のジャヤラッゲ・ドナ・ピユミ・マドゥシャニさん(30)は、かまくらを見るのも作るのも初めて。「とてもワクワクしている。来場者に喜んでもらえるように頑張りたい」と張り切っていた。
同まつりは両日午前10時から、グリーナブルヒルゼンとヒルゼン高原センターで開催。ミニかまくら作りや宝探しゲーム、スノーシュー体験といった雪遊びをはじめ、夜はライトアップを実施。31日は午後6時半から花火が打ち上がる。
実行委の森木由香さん(蒜山観光協会)は「1日を通して満喫できるイベント。巨大かまくらの中に入るなどして、“蒜山の雪”を思いっきり楽しんでもらえたら」とPRしている。
