岡山県真庭市南部(落合、久世、勝山地区)の第16回まにわぶどう共進会審査会(JA晴れの国岡山まにわぶどう部会など主催)が6日、同市落合垂水のJA晴れの国岡山真庭落合支店で行われた。同部会に所属する農家が丹精込めて育てたブドウ全25品を品評した。
審査員は美作県民局農林水産事業部、全農岡山県本部、真庭市産業観光部などの16人。ピオーネ、オーロラブラック、シャインマスカット、瀬戸ジャイアンツを一房ずつ手に取り、色付きや形の良さ、糖度などをチェックしていった。
今年は長雨の影響が心配されたが、7月中旬から8月上旬までの間、天候、気候に恵まれ、例年より1週間早く出荷できた。糖度が高く、昨年よりも色味が良いという。
審査長を務めた真庭農業普及指導センターの池田俊昭所長は「粒が大きく、糖度と酸味のバランスが良い。おいしいブドウができたと感じている」と話した。
同審査会は地区ごとに分かれ計2回実施する。北部(湯原、美甘、蒜山地区)でも同様に行った後、等位を決め、11月に予定している「生産者大会」で入賞者を表彰する。
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ピオーネを品評する審査員たち
まにわぶどう共進会審査会