ワークショップ「映画監督・山崎樹一郎さんと映画を作ってみよう!」が18日、岡山県真庭市勝山の勝山文化往来館ひしおで始まり、同市内の小中学生9人が参加した。8月1日まで計3回行われる。
「まにわ映像カレッジ2020」事業の一つとして映像文化について学ぶことを目的としている。講師の山崎監督は同市在住で、1726(享保11)年に当時の津山藩内(現・真庭市)で起きた山中一揆をモチーフにした映画「新しき民」などを制作した。そうした経験を基に「みんなで映画を作るにはコミュニケーションが大切」と話し、創作の楽しさを伝えた。
子どもたちは熱心に山崎監督の話に耳を傾け、セリフの読み合わせやカメラ撮影などを体験した。
市内の遷喬小学校5年松尾哲汰君(11)は「覚えることがたくさんあって難しいけど、心をこめて作りたい。そして、みんなに楽しんで見てもらいたい」と張り切っていた。
山崎監督は「子どもたちは積極的に参加している。良い映画になるように、子どもたちをサポートしていきたい」と語った。シナリオ制作、撮影を終えた後、完成した映画は動画共有サイトYouTubeで配信する予定。
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ワークショップに参加中の子どもたち
まにわ映像カレッジ2020の事業「映画監督・山崎樹一郎さんと映画を作ってみよう!」/岡山・真庭市
- 2020年7月22日
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