来津中の米サンタフェの高校生ら訪問団19人が13日、岡山県津山市田町の寿司よしひら前で昔ながらのもちつきに挑戦。地元住民らと交流を深めながらにぎやかにきねを振るった。
津山国際交流の会と同町内会有志計15人がホストを務めた。
店主の得能良平さん(76)らが手本を見せた後、高校生らは早速きねを手に取り、得能さんらが歌う「桃太郎」に合わせて代わる代わるついた。20キロをつき上げ、自分たちでもちを丸め、雑煮やぜんざいなどで味わった。
高校を卒業したばかりで大学進学を予定しているというジャスミン・タピアさん(17)は「何もかも初めてのことばかりで興奮しています。もちつきはハードで、食べるとべたべたしていて驚いた。日本、そして津山の文化を学ぶのが楽しい」と話していた。
一行はこのあと、津山商業高校へ向かった。訪問団は10日から16日まで津山に滞在予定。