鏡野町商工会青年部(潘泰宏部長)は22日、地元の子どもたちを対象にしたもちつき体験イベントを岡山県苫田郡鏡野町竹田の町商工会で開き、歓声を響かせながらきねと臼を使った昔ながらの餅つきに挑戦した。
子どもたちに地元の伝統文化を伝えていこうと初めて開催。メンバーとボランティア、子どもたち、保護者計約60人が参加。同町産の米を使用した。
木臼を据え、大人とこどもが代わるがわる「よいしょ」の掛け声とともににぎやかにきねを振るい、5臼を突き上げた。あつあつをあんこやきな粉などで味わったほか、 出来立ての豚汁を和気あいあいと楽しんだ。
潘部長(38)は「地元の引き出しを子どもたちに伝え、たくさん思い出をつくってほしい。好評につき、今後も続けていきたい」と話していた。