清流に生息する国の特別天然記念物オオサンショウウオが6月26日、岡山県津山市日上の用水路で見つかった。孫とザリガニを取りに来ていた際に出くわした”珍客”に社会保険労務士の田渕義彦さん(62)=国分寺=は「こんなところになぜいたのか」と首をひねっている。
全長70㌢ほどのオオサンショウウオが、幅120㌢の用水路の閉じた水門の内側にいた。水はほとんどなく、吉井川に注ぐ800㍍ほどの用水路には大きな段差もあり「夜、ここをのぼってくるところを想像できません」と田渕さん。
孫の河辺小2年の杏奈さんと国分寺保育園年長の廉人君は「頭が大きくてびっくりした」と初めて見る”珍客”の姿に戸惑っていた。
オオサンショウウオは翌日には姿を消していた。
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日上の用水路で見つかったオオサンショウウオ(田渕さん提供)
オオサンショウウオ 用水路で見つかる
- 2021年7月9日
- 自然