県は3日、これまで公表済みの新型コロナウイルス患者2人が南アフリカ由来のオミクロン株に感染していたと発表した。県内での同変異株確認は初めて。
県によると、県環境保健センターでゲノム解析し、感染者の発症時期はいずれも12月下旬。うち1人は2週間前までの海外滞在歴があり、もう1人は国内の市中感染発生地域と往来していたという。いずれも現在は不特定多数との接触がない状態として年代性別、居住市町村、病状も非公表としている。
県新型コロナウイルス感染症対策本部では「2人とも帰省してすぐに発症していることから、県外から持ち込んだと思われ、それぞれ濃厚接触者が複数人いる。現段階では県内での市中感染発生の可能性は低い」としている。
国内でのオミクロン株感染確認数は2日現在、750人(うち空港検疫452人)。
オミクロン株初感染
- 2022年1月4日
- 医療・福祉