岡山県津山市立図書館で「カーボンニュートラル啓発パネル展」(津山圏域定住自立圏主催)が開かれ、脱炭酸社会実現に向けて個々にできる取り組みなどの啓発に来館者が見入っている。22日まで。
津山市、鏡野、勝央、奈義、久米南、美咲町で構成する同定住自立圏が企画し、温室効果ガスの主成分である二酸化炭素のバランスをとり、持続可能な社会とするカーボンニュートラルの意味から解説している。
「ごみを分別して資源として再利用する」「木で出来た製品を使う」「地元で作られた商品やリサイクル品を選ぶ」「部屋の電気をこまめに消す」といった家庭ですぐできることを掲示しているほか、関連のクイズ、マイバッグや装飾にも使えるエコな風呂敷なども並ぶ。
津山市の会社員女性(47)は「ごみのリサイクルや節電には気をつけているが、今後は輸送に多大なエネルギー使う製品をなるべく買わないようにしようと思う」と話していた。
同展は会期後、4町の図書館を巡回する。