新型コロナウイルス感染症のワクチン接種について、県は15日に開いた市町村との協議会で、4月以降に高齢者から始まる住民への接種について、地域の診療所などでの「個別接種」を基本に進める方針を示した。補完的に「集団接種」も行う。
季節性インフルエンザのように身近な医療機関で行い、不足を集団接種で補うやり方が効率的で安全との見解で、持病を把握しているかかりつけ医らによる実施態勢が軸。それに伴いワクチンを小分けにして各施設に配送する必要があり、態勢を検討する。
出席した27市町村のうち、一部自治体の担当者からすでに集団接種を中心に準備を進めているとの意見もあり、県のモデルを軸に地域の実情に応じた態勢での実施を申し合わせた
コロナワクチン県方針
- 2021年2月17日
- 行政・公共