県は5日、新型コロナウイルスの感染急増を踏まえて入院患者用の病床を新たに65床確保し、計557床としたことを明らかにした。政府が入院対象を見直す中、県は従来通り中等症以上は入院、軽症と無症状は宿泊施設か自宅での療養との基準を維持する方針。 同日の県対策本部会議で報告。県の要請を受けてこれまでの54医療機関に、3医療機関が新たに加わり、一般病床を切り替えるなどして確保したという。増床病床のうち10床は重症患者用で、計68床を確保。感染力が強く、重症化しやすいとされるデルタ株の拡大に備える。