久米地域特産のジャンボピーマン「ジャンピー」の出荷が1日、岡山県津山市中北下のJA晴れの国岡山久米選果場で始まった。順調に生育して品質も良好といい、11月上旬まで約17トンの出荷を見込む。
今季は17戸の農家が約70アールで栽培する。重さは普通のピーマンの3~4倍の150グラム、長さは15~20センチ前後。苦みが少なく甘みが強いのが特徴で、子どもでも食べやすく、サラダ用にも適している。
選果場に新鮮な実が次々と運び込まれ、重さや品質ごとに選別して箱詰め。土居治部会長(69)は「5月の雨で作業の遅れが心配されたが、順調に育ち、大きさや肉厚、甘みとも十分」とPRする。
岡山や広島、大阪の市場に出荷するほか、地元の道の駅・久米の里にも並ぶ。