スマホ所持率上昇 市内小中学生の利用実態調査 睡眠や学習の時間に影響/岡山・津山市

行政・公共 津山朝日新聞社
         

 岡山県津山市教委は、2023年度市内小中学生のスマートフォンなどの利用実態調査の結果を発表した。所持率は上昇していた。結果は市内の各学校園や市P連運営協議会などで配布、またホームページで公表する。

 調査は市内の全小中学校(小学校27校、中学校8校)で、小5の866人、中2の791人を対象に実施。所持率は小学生が56.6%(22年56.1%)、中学生は88.2%(22年83.6%)で上昇していた。家での利用が多く、睡眠時間や学習時間に大きく影響を及ぼしていた。

 SNSなどで嫌な経験があっても「相談しない」と回答した児童生徒の割合は半数を超えていた。家庭のルールが「ある」と回答した割合は、小学校65.6%、中学校57.5%で、小学校では市の目標値を上回っているが、ルールを「守れている」児童生徒の割合は、50%を下回っていた。


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