コンビニ大手のセブン―イレブン・ジャパン(本社東京都)と岡山県津山市などが連携して商品化した「岡山県津山の味 牛そずり鍋」が完成し11月10日、谷口圭三津山市長らへの報告、試食会が津山市役所で開かれた。11月14日から約1カ月間、岡山県内と四国4県の680店舗で販売される。
同社の季節限定企画「全国鍋フェア」の一環で2月から開発に着手し、賛同する津山市観光協会、津山飲食業組合、市民グループ「つやま肉ワンダーランドプロジェクト」もレシピや情報を提供するなど協力。
チルド商品で、加熱済みの牛そずり肉、豆腐、ゴボウ、ニラ、シメジ、ハクサイなど8種の具材、しょうゆベースの出汁を電子レンジに6分かけて容器の中で合わせる。薬味のゆずこしょう付き。値段は680円(税込み)。
完成品を持参した下野一馬同社オペレーション本部岡山・四国地区ゾーンマネジャーが「試行錯誤を繰り返し、完成に7カ月を要した。地元で愛されている鍋料理の魅力を多くの方に味わってもらえる機会になる」とPR。
さっそく試食した谷口市長は「出汁といい、肉といい本格的な味わいでおいしい。津山の牛肉文化を生かした商品であり、作州鍋まつりなどともタイアップしながら情報発信していきたい」と話した。
セブン―イレブン「岡山県津山の味 牛そずり鍋」販売