岡山県津山市大谷の作陽保育園で11日、「食育パーク」が開かれ、園児たちが新鮮な野菜や生きた海産物に触れながら夏の食材について見聞きした。
旬を体感してもらおうと季節ごとに恒例で開催。職員や給食の卸業者が食材を持ち寄り、全園児(108人)が交替で参加した。
会場の遊戯室には収穫したてのトマトやパプリカ、ゴーヤー、スイカ、スモモ、マクワウリといった色鮮やかな野菜や果物が並んだ一方、海産物コーナーの水槽にはキジハタやベラなどが泳ぎ、園児たちは説明を聞きながら興味津々に見入った。中でもマダコが人気を集め、吸盤が手に吸い付くと歓声が上がり、笑顔がはじけていた。
この後、試食タイムではブルーべリーとゆでた新ジャガに舌鼓を打った。
太田海志君(6)は「夏の野菜は色がとてもきれい。タコの足がピタッとくっついて気持ちよかった」と笑顔で話していた。